女性の薄毛の悩みは何科で相談する?皮膚科病院と薄毛専門クリニックの違い の11番目の画像
皮膚科では主にアレルギー症状を抑えるステロイドや、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などが処方されます。
一方、薄毛専門クリニックでは、発毛促進や抜け毛を抑制する薬が処方されます。
抜け毛を抑える成分で有名なのはフィナステリドで、プロペシアという薬に配合されています。
またこれよりも効果が高いとされる成分としてデュタステリドがあり、ザガーロという薬に配合されています。
ただしこれらの成分には副作用があり、以下の人は使うことが出来ません。
- 小児
- 未成年
- 重度の肝機能障害者
- 5αリダクターゼ阻害薬に過敏な人
- 妊娠中や、将来妊娠予定のある女性
女性の場合、触っただけでも胎児の生殖器に悪影響を及ぼす可能性があるため禁忌です。
女性でも使用できる薬の成分としてはミノキシジルがあります。
血管を広げて頭皮の血行を良くし、毛髪を作る細胞を活性化させ育毛や発毛を促進します。
ただし内服薬のミノキシジルは体毛が濃くなる可能性がありますが、頭皮に直接塗布する外用薬もあります。
その他、患者の症状に応じて処方されるオリジナル治療薬などがあります。
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女性の薄毛の悩みは何科で相談する?皮膚科病院と薄毛専門クリニックの違い
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2021-03-27